障がい者– category –
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4月25日は「失語症の日」――伝える力の大切さを、改めて考える日
今日は「失語症の日」です。失語症とは、脳の障害によって「言葉をうまく話す・聞く・読む・書く」が難しくなる状態を指します。日本では、年間5万人以上の人が脳卒中などで失語症を発症していると言われています。しかし、多くの人にとって、失語症はまだ... -
言葉に困る私たちへ ― 就活で「障害があります」と伝えるという選択
「わたしには……」その一言を伝えるのに、数秒の沈黙が続くことがあります。 これは、吃音(きつおん)という言語の障害を持つ方の話です。しかし、私は失語症という、やはり「話す」「聞く」「書く」「読む」ことが難しくなる障害を持っています。だからこ... -
【見えにくい障害を知る】「読み書きが苦手」な子どもたちの可能性を広げる技術と理解
~13人に1人が抱える「発達性ディスレクシア」とは~ みなさんは、「読み」「書き」がとても苦手な人がいることを知っていますか? その中には、発達性ディスレクシアという学習障害を持つ人がいます。これは知的な遅れがあるわけではなく、視力や聴力も正... -
「歌でことばを取り戻す」〜失語症からの挑戦と新しいリハビリのかたち〜
ある日突然、言葉が出てこなくなったらどうしますか?大切な人の名前すら言えなくなったら…。 これは、誰にでも起こり得る「失語症(しつごしょう)」という状態のお話です。言葉の障がいと聞くと、生まれつきのものと思われがちですが、実は多くは脳卒中... -
うつぶせとあおむけの科学:高校生から60代まで知っておきたい睡眠の智慧
はじめに:年代別に考える寝姿勢の重要性 睡眠姿勢は年代によって最適な選択が変わります。成長期の高校生と成熟期の60代では、体の構造も睡眠の目的も異なるからです。この記事では、10代から60代までの読者が自身に合った寝姿勢を見つけられるよう、年代... -
「身寄りのない高齢者」爆増時代:日本が直面する新たな社会的課題と解決策のヒント
はじめに:2050年、高齢者の5人に1人が「身寄りなし」という現実 厚生労働省が「身寄りのない高齢者」への支援拡充を発表した背景には、驚くべき未来の推計があります。2050年には、75歳以上の高齢者の5人に1人が「配偶者も子もいない未婚者」になると予測... -
AI時代の脳機能サポート:高次脳機能障害・失語症における技術革新の可能性
はじめに:神経多様性社会におけるAIの役割 高次脳機能障害や失語症に対するAIサポートは、まさにこれからの時代が直面する重要な課題です。従来の教育・医療システムでは対応が難しかった神経多様性(ニューロダイバーシティ)の領域で、AI技術は革新的な... -
「政治と特許の交差点」──トランプ抗議デモから考える、技術と知財、そして障がい者の未来
2025年、アメリカでは再び政治の嵐が吹き荒れています。全米50州で約60万人が参加した大規模な抗議デモ。「トランプは退陣を」と叫ぶ人々の声は、政権の強権的な政策と、公共サービスの削減に対する深い怒りを反映しています。 ワシントン記念塔の周辺には... -
企業に必要なのは「前頭前野」だった? ― 特許から見る戦略思考の鍛え方
現代の企業経営は、人間の脳と似ています。特に重要なのが「前頭前野」にあたる部分――すなわち、将来を見据えた意思決定や戦略的判断を下す機能です。 この「企業の前頭前野」という比喩は、企業活動を脳の働きに例える斬新な視点ですが、実はこの考え方を... -
私の脳梗塞とてんかんの体験記
私の脳梗塞とてんかんの体験記 脳梗塞を発症する前 私は、2018年6月7日に「メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック」で脳ドックを受けました。結果は「ごく軽度の脳虚血性病変」。所見では、「ストレスや自律神経の乱れの影響が考えられる。適度な... -
カーレットとは?
■ カーレットとは? カーレットは、カーリングのようにストーン(円盤)を滑らせて、的(ゴール)に近づけるスポーツです。ただし、氷の上ではなく、室内で専用のマットの上で行います。ストーンは小さくて軽く、手で押し出して滑らせます。 ■ カーレット...
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