ブログ
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新しいホームページを作成しました!~60歳からの挑戦と未来へのアイデア~
このたび、新しいホームページを立ち上げました。このブログ記事では、ホームページの紹介と、そこに込めた思い、そして、60歳からでも遅くない「挑戦と発信」についてお話ししたいと思います。 私のホームページの構成 ホームページは、シンプルで分かり... -
ADHDの「弱点」が「強み」になる時代へ
~変化の時代に必要な多動脳とは?~ 「注意力散漫」「落ち着きがない」「すぐ飽きる」――。これらは、これまでADHD(注意欠如・多動症)の“弱点”として語られることが多かった特徴です。 しかし、スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏の最新作『... -
4月25日は「失語症の日」――伝える力の大切さを、改めて考える日
今日は「失語症の日」です。失語症とは、脳の障害によって「言葉をうまく話す・聞く・読む・書く」が難しくなる状態を指します。日本では、年間5万人以上の人が脳卒中などで失語症を発症していると言われています。しかし、多くの人にとって、失語症はまだ... -
世界が注目する「量子コンピューター」:理研と富士通が切り開く未来の計算技術
2025年4月、理化学研究所と富士通が発表した「256量子ビット」の量子コンピューターは、日本の科学技術において歴史的な一歩です。今回は、この画期的な技術を、高校生にも分かりやすく解説し、そこから考えられる新たな特許の可能性についても紹介します... -
「スマホ中毒」が脳にいい? 〜シニア世代とデジタル挑戦の意外な関係〜
最近、「スマホばかり見ているとバカになる」――そんな言葉をよく耳にします。けれど、アメリカのある研究者は、驚きの結果を発表しました。 「スマホを使いこなす50歳以上の人は、認知機能の低下が少ない」 つまり、スマホを使い続けることで、むしろ脳の... -
言葉に困る私たちへ ― 就活で「障害があります」と伝えるという選択
「わたしには……」その一言を伝えるのに、数秒の沈黙が続くことがあります。 これは、吃音(きつおん)という言語の障害を持つ方の話です。しかし、私は失語症という、やはり「話す」「聞く」「書く」「読む」ことが難しくなる障害を持っています。だからこ... -
コメ高騰の今、あえて「もち麦」を選ぶ理由 〜健康と家計の両立を目指して〜
最近、コメの価格が15週連続で値上がりし、ついに過去最高値を更新したというニュースを見かけました。現在、白米は1kgあたり約900円、5kgなら約4,500円です。食卓に欠かせない主食である白米がここまで高くなると、家計への影響も大きいですよね。 そんな... -
デジタル化の波に取り残される高齢者へ ― 新しいメガネ型デバイスの提案
2025年の大阪・関西万博では、「未来の技術」を体験できる一方で、思わぬ課題が浮かび上がりました。それは、スマートフォンが使いこなせない高齢者が困っているという現実です。 スマホが使えないと「未来」を楽しめない? 万博では、パビリオンの入場予... -
偽物アプリにご注意!「ChatGTP」事件から学ぶ、デジタル社会の落とし穴
最近、「ChatGPT」という名前を耳にする機会がぐっと増えました。最新のAIモデル「o3」の登場や、画像生成機能などの進化によって、日常生活や仕事、学習にも取り入れる人が増えています。 しかし、そんな人気に便乗する形で、「ChatGTP」という紛らわしい... -
「直観」は鍛えられるスキル? ― 科学が教える使い方のルール
直観(ちょっかん)と聞くと、何となく「勘」や「ひらめき」のようなイメージを持つかもしれません。しかし、科学の世界ではこの「直観」を、もっと深く、そして実践的に活用するための研究が進んでいます。 私たちは、毎日たくさんの決断をしています。朝... -
グローバル経済の変化と「自立する日本」
最近のニュースで、「トランプ関税」や「日本は軍事的にある程度自立すべき」といった言葉を目にすることが増えてきました。これらは単なる政治や経済の話ではなく、私たちの未来や生活にもつながるとても重要なテーマです。 今回は、「今の世界で何が起き... -
【眠気は危険のサイン?】「睡眠時無呼吸症候群」とは何かを知ろう
あなたは、昼間に強い眠気を感じたことはありませんか?「夜しっかり寝たのに眠い」「授業中どうしても眠ってしまう」…そんな人は、もしかすると**「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」**かもしれません。 眠っている間に「呼吸」が止まっている? 睡眠時無呼吸... -
ウイルスの起源と未来の防疫技術 ~トランプ政権の主張から考える「科学と国際社会」~
2020年以降、私たちの生活は一変しました。新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによって、マスク、消毒、リモート授業やテレワークが当たり前となり、世界中が「ウイルスとの共存」を余儀なくされました。 そんな中、2024年4月、アメリカのトラ... -
AIアバターが変える「生き方」と「死の概念」
AIアバターとは、人の人格・思考・言葉・声・表情などを再現したデジタル存在です。この技術が進めば進むほど、「死んだあともその人と話す」ことができる時代がやってきます。 たとえば、おじいちゃんが亡くなっても、彼が生前に話していたこと、考え方、... -
AIは「生と死」をも変える?
〜テクノロジーが問い直す未来と私たちの常識〜 私たちはいま、AI(人工知能)の進化によって、「人間とは何か」「生きるとは何か」を、根本から考え直さなければならない時代に入っています。 急速に進化するAIの世界 たとえば、スマホで使うSiriや、チャ... -
フィッシング詐欺は“見た目”では防げない時代へ
〜進化するサギ、進化する守り〜 今や私たちの生活に欠かせないインターネット。スマホやパソコンで、買い物、証券取引、動画視聴、SNS――便利な時代になりました。しかし、その便利さに潜む“見えない敵”も進化しています。それが「フィッシング詐欺」です... -
【見えにくい障害を知る】「読み書きが苦手」な子どもたちの可能性を広げる技術と理解
~13人に1人が抱える「発達性ディスレクシア」とは~ みなさんは、「読み」「書き」がとても苦手な人がいることを知っていますか? その中には、発達性ディスレクシアという学習障害を持つ人がいます。これは知的な遅れがあるわけではなく、視力や聴力も正... -
クロスワードパズルは本当に認知症を防げるのか?──脳トレと最新研究、そして未来の支援技術
高齢になっても「頭がしっかりしているね」と言われたい。そんな思いから、クロスワードパズルを日課にしている方も多いでしょう。数字パズルの数独や、単語探しゲームも含め、「脳トレ」として長年親しまれてきました。 では、本当にこれらのパズルは脳の... -
トランプ政権で「頭脳流出」?今こそ日本が動くとき 〜AIと特許の未来をつかむ〜
近年、アメリカではトランプ政権による大学の研究費削減が議論を呼んでいます。この動きにより、アメリカ国内の優秀な研究者たちが国外へ流出するリスクが高まっているのです。では、この「頭脳流出」は日本にとってチャンスなのでしょうか?それとも、た... -
「もち麦」のすすめ?
〜おいしくないけど、未来の健康と家計を変える一粒〜 毎日の食事、あなたはどんなお米を食べていますか?白米?玄米?それとも、最近よく耳にする「もち麦」? 実は私は今、少し変わった挑戦をしています。それは、白米や玄米を一切使わず、「もち麦だけ... -
万博トイレから考える「熱中症対策」と命を守る技術
2025年4月、大阪・関西万博が始まりました。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、多くの来場者が集まっていますが、実は“命”に関わる重大な課題が指摘されています。それは、熱中症のリスクと、それを引き起こすトイレ事情です。 水を飲まない=...