2025年12月– date –
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高次脳機能障害
言葉が出なくても、音は残る――脳梗塞と失語症を乗り越えた「奇跡の授業」から学ぶこと
朝、普通に目を覚ましたはずなのに、突然「言葉が出ない」。黒板の文字が「パッと消された」ように見える。文字があるはずの空間さえ分からない。 そんな状況から人生が大きく変わってしまう――。今回紹介するのは、元・音楽教諭の大浜安功さんが、脳梗塞に... -
高次脳機能障害
「脳のゴミ」と「予備脳」、そして高次脳機能障害──年を取っても“使える脳”を守るためにできること
1.老化の中心には「脳の衰え」がある 年齢を重ねると、 物覚えが悪くなった気がする 動き出しが遅くなった つまずきやすくなった といった変化を感じることが増えます。こうした「体の老化」の裏側には、実は 脳の老化 が深く関わっています。 ... -
高齢者
日本の未来にインクルーシブデザインは必要不可欠!
日本の将来を考える上で、インクルーシブデザインは極めて重要であり、必要不可欠です。 高齢化と人口減少という、日本が直面する構造的な課題を解決し、持続可能な社会を築く上で、インクルーシブデザインは中心的な役割を果たします。 💡 インクルーシブ... -
障がい者
GoogleのAIスマートグラス、2026年に発売!
2026年ごろ、スマートグラスの世界は一気に「本格的なAI時代」に入りそうです。その中心にいるのが、GoogleのAIスマートグラスと、新しい基本ソフト「Android XR」です。 ここでは、報道ベースの情報を整理しつつ、インクルーシブデザインと「ポジティブ連... -
特許
ヒト型ロボット競争と「戦争」の影、倫理的な課題
先日公開されたYouTube動画では、AIとの融合により開発競争が激化しているヒト型ロボットの最前線が取り上げられ、特に中国の技術力が「圧倒的に先進的」と評価されている現状が浮き彫りになりました。 ヒト型ロボットの進化は、人間の生活や社会にとって... -
リスク
日本は再び軍国主義になるのか?――戦前の教訓・憲法から考える
1. 過去の日本の軍国主義の原因 日本の戦前の軍国主義の主な原因は、大日本帝国憲法(明治憲法)における天皇主権と統帥権の独立にありました。 天皇主権: 天皇が絶対的な権力を持つとされ、全ての権力の源泉となりました。 統帥権の独立: 軍の最高指揮権... -
脳
脳の“4つの年齢”があるとしたら─9歳・32歳・66歳・83歳が意味するものと、「新しいアイデアのピーク年齢」
最近、「脳には4つの転換点があり、9歳・32歳・66歳・83歳で“別のフェーズ”に切り替わる」というイギリスの研究が話題になりました。イギリス・ケンブリッジ大学などのチームが、0〜90歳の約4200人分の脳画像データを解析し、Nature Communications に発表... -
リスク
首都直下地震「死者1万8千人・経済被害83兆円」のインパクト
――その数字をどこまで減らせるか? 政府の有識者会議がまとめている首都直下地震の新しい被害想定(素案)が報じられました。マグニチュード7.3の地震が首都圏を直撃した場合、 死者:最悪1万8千人 経済被害:83兆円 建物の全壊・焼失:40万棟 帰宅困難者... -
脳
「皮つきピーナッツ」で脳の血流アップ?
──16週間の研究から見えた、身近なおやつと記憶力の関係 年齢を重ねると、 名前がなかなか出てこない さっき聞いたことをすぐ忘れてしまう 集中力が続かない こうした「ちょっとした物忘れ」が気になってきます。 そんな中、「特別なサプリ」でも「高価な... -
高齢者
30歳から老化はどこから?
――「先に遅くなる場所」と、上手なブレーキのかけ方 はじめに 30歳を過ぎたあたりから、 昔より反応が遅くなった気がする 階段で息が上がりやすくなった 健康診断の数値がじわじわ悪くなってきた そんな「なんとなくの衰え」を感じる人が増えてきます。 で...
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